ソーラーパネルに影を落としているとして庭木の剪定を命ぜられた隣家がこれを不服として争っていた裁判で、庭木側の家が敗訴、改めて即刻剪定または伐採を命ぜられた。
サニーベールとサンタクララの市境を挟んだ二軒の家の間でサニーベール側の家の庭木がサンタクララ側の家のソーラーパネルに影を落としているとして、隣家に再三剪定を求めてきたが、隣家は庭木の方がソーラーパネルより先に植えられていたのに、後から他人の電気代節約のために木を切るのは納得がいかないとこれを拒否していた。ところが、カリフォルニア州の条例、State Solar Shade Control Actで、庭の木が日中ソーラーパネルの10%以上に影を落とす場合はこれをトリミングまたは伐採しなければならないとされており、12月には裁判所より8本のレッドウッドのうち、6本は残し、残る二本を伐採または剪定するように命ぜられていた。
庭木のオーナーであるカップルは、隣家がソーラーパネルを設置するより以前に植えられていた庭木を切らなければならないのはおかしい、ソーラーパネルも大事だが植林も同じように環境にとって重要であり、公平であるべきとして不服を訴えていた。今回の裁判では裁判費用が3万7千ドルを超えたためこれ以上の控訴は断念し裁判所命令に従うという。
今回の裁判が注目を集めたため、カリフォルニア州上院では庭木が先に植えられていた場合、ソーラーパネルを設置した隣家に庭木の伐採を求める権利はないという新しい条例が提案されている。
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庭木VSソーラーパネル裁判、ソーラーパネルが勝訴
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