サンタクララのリーバイス・スタジアムでのスーパーボウルLXにおいて、ICE(移民税関執行局)が取り締まりを強化すると発表した。これは、近年高まる反ICE感情の中での決断である。ICEは試合前後にスタジアム内外で「執行活動」を実施するとし、具体的な詳細は明らかにしていない。DHS(国土安全保障省)は、スーパーボウルの安全を確保するために、これまでの大規模スポーツイベントと同様、地域および連邦機関と協力するとしている。
地域の警察と市の対応
地元のサンタクララ警察署は、スーパーボウルとFIFAワールドカップの計画をリードしており、市内外の機関と協力して安全を確保する方針だ。サンタクララ市やサンマテオ郡、サンフランシスコ市なども共同で、住民や観光客に向けた緊急アラートの登録を呼びかけている。サンタクララ郡保安局はICEとの協力を拒否し、地域社会の安全と信頼を重視している。
ミネアポリスの事件を受けた反応
最近のミネアポリスでのICEによる致命的な発砲を受けて、地域の不安は高まっている。サンホセ市長のマット・マハン氏は、市民に平和的な集会の権利を尊重するよう呼びかけ、ICEの活動に関与しないと明言した。サンノゼ市議会はICEの活動を制限する政策を採択しており、この動きは他の地域にも影響を及ぼしている。
国会での動き
ワシントンでは、サンノゼ出身のサム・リカード下院議員が国土安全保障省長官の解任を求める弾劾案に署名した。リカード議員は、ICEの活動が法執行を逸脱していると批判し、独立した犯罪捜査を求めている。スーパーボウルの安全確保に向けたこうした動きの中で、ICEの活動がどのように展開するかが注目されている。



