カリフォルニア州は、トラック運転手に対する英語能力要件の執行を一時停止した。カリフォルニア・ハイウェイ・パトロール(CHP)は3月27日から連邦規制に基づくこの規則の執行を開始していたが、翌28日にはCHPチーフのAmanda Rayがその停止を発表した。この規則は、連邦規則49 CFR 391.11(b)(2)に基づき、トラック運転手が基本的な英語を読み話す能力を持つことを義務付けるものであり、連邦トラック輸送安全局(FMCSA)からの要請を受け、CHPが執行を開始した経緯がある。
この規則の執行開始は、州議会議員や労働組合から強い批判を招いた。Assemblyman Joaquin Arambula(民主党、フレズノ選出)やAssemblywoman Luz Rivas(民主党、サンフェルナンドバレー選出)は、この措置がラテン系や移民の運転手に不当な影響を与え、カリフォルニア州の多様な労働力を排除する恐れがあるとの懸念を表明した。Teamsters Unionも、規則が数十年前のものであり、現代の多言語社会には合致しないと批判していた。
カリフォルニア州運輸庁(CalSTA)の報道官は、執行の一時停止を確認し、州がFMCSAと連携して、州の価値観と連邦要件のバランスを取る解決策を模索していると述べた。今回の執行停止は、州の政策と連邦法の間で生じる緊張関係を示しており、運輸業界における英語要件の安全性と潜在的な差別性に関する議論が浮上している。
出典: kron4.com: CHP begins enforcing English language rule for truckers



