セールスフォースの会長兼CEO,マークベニオフ氏は昨今のサンフランシスコの治安やホームレス事情を踏まえ、今年9月に開催される同社のイベント、ドリームフォースがサンフランシスコで開催されるのは最後になるかもしれないとの発言をした。ドリームフォースは毎年顧客やパートナー会社を集めて開催される大型コンベンションで、過去には15万人を集客し、市に5700万ドルの経済効果をもたらしている。ベニオフ氏はこれまで市のホームレス問題解決などに積極的でホームレス支援のビジネス税についても熱心にロビー活動を続けて、個人的にも資産を寄付するなどしていた。
ベニオフ氏は今年の開催について、参加予定者から治安に対する不安や苦情を表明する問い合わせを受けており、彼はサンフランシスコの街路が「恐ろしいショー」であり、「非常に恥ずかしい」と述べた。
