カリフォルニア州サンノゼでは、人工知能(AI)の発展に伴い増加するデータセンター需要が地域の電力網に新たな圧力をかけている。サンタクララ郡は、パシフィック・ガス&エレクトリック(PG&E)との協力を通じて、サンノゼを西海岸のデータセンター開発の主要地と位置付けている。しかし、大規模な電力網のアップグレードが必要とされる中、それに伴う費用を消費者が負担する可能性が懸念されている。
データセンターの急速な成長は、カリフォルニア州のクリーンエネルギーへの移行を遅らせる可能性がある。州は2045年までに100%カーボンフリーの電力使用を目指しているが、依然として暑い夏の日には天然ガス発電所に依存している。この需要を満たす新たな電力源は議論を呼んでおり、既存の原子力発電所の維持や地熱発電所の設置が検討されている。
データセンターの設置が進む一方で、それに伴う環境への影響も議論されている。特に空気質への影響や水の使用量、バックアップ発電機による大気汚染が問題視されているが、これに関する透明性の向上を目指した法案が今年は成立しなかった。消費者擁護団体は、さらなる情報公開を求め続けている。
出典:Data centers for AI could nearly triple San Jose’s energy use. Who foots the bill?

