カリフォルニア州立大学、ハーバードの学費を超える

カリフォルニアの州立大学の学費が、私立名門のハーバード大を超えるという逆転現象が起きている。これは、多くの財団や寄付などのサポートを受けている私立大学が、優秀な学生を集めるために、中間所得層に対して分厚い学費補助プランを出してきているのに対して、財政危機にあえぐカリフォルニアの州立大学が財源カットの影響で学生の個人負担を急増させているため。例えば、年収が13万ドルの平均的な世帯の場合、ハーバードでは補助金を利用すれば寮費などを含む学費は年間17,000ドルに抑えられる一方、カリフォルニア州大の場合は24,000ドルが必要となる。

それでも内容が良ければ仕方ありませんが、こちらも財源カットの影響で優秀な先生やプログラムがどんどんカットされている現状。地元で州立だからという理由だけでお子さんをCal State に行かせるのは考え直す必要がありますね。