カリフォルニア州では、UCサンディエゴ発の研究プロジェクトから発展したALERTCaliforniaというネットワークが、1,211台の高性能カメラを山頂や丘に設置して山火事を監視している。このカメラは360度回転し、24時間体制で写真を撮影して煙を検出する能力を持つ。人工知能を搭載しており、消防隊に自動で警報を送る機能もある。
これらのカメラは最大で昼間は60マイル、夜間は120マイル先を視認でき、多様なパートナーと協力しながら運用されている。カリフォルニア州消防(Cal Fire)は、2019年から2024年にかけて少なくとも2,400万ドルをシステム拡張に投資している。新しいカメラの設置により、特に夜間の消防対応が迅速化された。
AIカメラは一部の限界も持つが、既に多くの火災を人間より早く検知した実績がある。2022年にはカリフォルニア州の火災の38%がAIカメラにより報告された。レイクタホやシエラネバダ山脈を含む複数の地域での運用が進んでおり、現地の火災行動のリアルタイム学習にも利用されている。
出典:AI cameras are spotting wildfires across California — often before humans call 911
