サンノゼ市は、2026年に開催されるFIFAワールドカップやスーパーボウルなどの大規模イベントに向けて、建物に超大型広告「スーパグラフィック」を掲出することを正式に承認した。市議会はこの方針を全会一致で可決し、ダウンタウンおよび北サンノゼ地区での掲出が可能となる。
スーパグラフィック広告は、建物の壁面に直接取り付ける柔軟な素材で作られたもので、イベント開催の75日前から75日後までの最大180日間掲出できる。広告掲出が許可されるのは、ホテル宿泊数が700泊以上、または来場者数が1万人以上と見込まれる大規模イベントに限られる。
副市長のパム・フォーリー氏は、「これは2026年に向けた最初のステップ」と述べ、街の活性化と観光収益の増加に期待を示した。市は過去1年間で観光案内標識の更新や、特定エリアでの持ち帰り用アルコール飲料の販売許可など、イベント来訪者向けの政策を次々と進めている。
一方で、市内の住民の中には広告表示に反対する声もあり、特に2024年2月にデジタル広告看板が承認された際には批判が集まった。こうした懸念を受け、市は私有地における掲出についても収益化の可能性を慎重に検討してきた。
最終的に、市の政策に基づき、私有地に掲出される広告も市の部署とのスポンサー契約や寄付によって収益化が可能となる道が整備された。また、空港利用者に向けて屋上への広告掲出の可能性も示唆されており、空から見える広告の展開も視野に入れている。
San Jose to cover buildings in large advertisements – NBC Bay Area
