カリフォルニア州サンマテオ郡のミッドペニンスラ・リージョナル・オープンスペース・ディストリクトの保護区で、小川の川床から少なくとも1万年前のパシフィック・マストドンの化石の歯が見つかったと、同地区が発表した。化石は「非常に良好な状態」だとしている。
発見は生息地改善事業に伴うフィールド調査中で、当初は奇妙な形の岩だと考えられていたが、古生物学者が成体のパシフィック・マストドンの無傷の臼歯だと確認したという。歯の大きさは長さ約8.5インチ、奥行き7インチ、幅3インチだと同地区は説明している。
同地区の発表によると、パシフィック・マストドンは更新世にカリフォルニア、オレゴン、北ロッキー山脈、メキシコの一部に生息した大型の草食動物で、約250万年前から1万1700年前まで存在し、その後に絶滅した。発表では、よりよく知られるアメリカ・マストドンとは、歯がより細いこと、脚の骨がより厚いこと、牙が異なることなどで区別されるとしている。
この歯はスタンフォード大学のドーア・スクール・オブ・サステナビリティに寄贈され、研究者が炭素年代測定で正確な年代を調べ、3Dスキャンを作成する予定だと同地区は述べた。記事では、2025年に学術誌Science Advancesに掲載された研究として、マストドン化石のDNAから遺伝的多様性や気候変動に伴う長距離移動が示されたと報じている。
出典: abc7news.com: 10,000-year-old fossilized mastodon tooth found in Bay Area creek

