カリフォルニア州立大学(Cal State)で、一部の学生が授業開始直前まで給付金やローンの支給額を把握できない状況が起きた。大学側は遅れの原因を連邦政府にあるとしている。遅れは実際の給付金やローンの支給時期とは別で、連邦規則により学生は学年開始の10日前からしか受け取れないとされ、Cal Stateの授業は今月始まる。
Cal Stateの関係者によると、米連邦学生援助局(U.S. Office of Federal Student Aid)が4月に不正対策の更新を実施し、これが2025年の共和党承認の「One Big Beautiful Bill Act」への対応だった。複数の大学は学生の援助額に関する連邦ファイルを通常より5〜6週間遅れて受け取り、正確な援助額が学年開始の数週間前になって判明した学生もいた。学費支払い期限後に援助額が分かった学生もおり、Cal State各キャンパスは援助決定が保留中の学生が未納であっても在籍を維持する措置を取ったという。
学生のSNS投稿では、Cal State Fullertonで8月1日、8月22日に学期が始まるとして科目から外されることを懸念する書き込みがあった。San Jose State、Cal State Long Beach、Cal State Northridgeのサブレディットでも同様の投稿が見つかった。一方、カリフォルニア州立学生協会(California State Student Association)のジョー・ニノ事務局長は、混乱はあるものの大きな増加は検知していないとし、FAFSAの遅れで履修から外されないための保護策があるとの認識をメールで示した。
Cal Stateの担当者によると、遅れは州の優先期限である3月2日までにFAFSAを申請した学生には影響しなかったという。昨年は学部・大学院の38万5,000人超に総額55億ドルが支給され、担当職員は連邦側の遅れを補うため残業したとされる。Cal State Fullertonでは通常、在学生は5月から6月に援助額を知るが、連邦側の遅れで在学生約2万3,000人が先週金曜に通知を受け、学費の支払い期限は8月19日に後ろ倒しされた。Cal State Fullertonの学生は8月12日に援助金の支給を受けた。
出典: sanjoseinside.com: San Jose Students Among Those Whose Financial Aid Decisions Were Delayed


