移動式クリニックの導入
コントラコスタ郡は、全米で続くICE(移民税関執行局)の取り締まりによって高まる移民コミュニティの不安に対応するため、移動式法律事務所を開設した。郡は木曜日にこのバンのお披露目式を行い、公選弁護人や提携組織の移民弁護士がスタッフとしてサービスを提供すると発表した。
発案と目的
この革新的な取り組みは、Stand Together Contra Costaのディレクターであるアリ・サイディ氏の発案によるもので、同氏は約2年前にリッチモンドのホームデポ近くで着想を得たと語った。サイディ氏は、法的サービスを脆弱な人々にとってより身近なものにし、「連邦政府による不法行為」に対処する手段と位置づけている。約20万ドルを要したこのバンは、民主主義とコントラコスタ郡の移民人口への奉仕へのコミットメントの象徴であるとサイディ氏は述べた。
法的支援の現状と課題
同郡の主任公選弁護人であるエレン・マクドネル氏は、法的代理人を見つけられない移民が多数を占めている現状を指摘する。TRAC Reportsによると、米国で強制送還手続き中の移民の約70%が弁護士不在であり、これは強制送還の可能性を高める要因となっている。多くの移民は弁護士費用、言語、教育の障壁に直面しているという。サンフランシスコの連邦移民裁判所は2026年までに閉鎖され、サービスはコンコードに移管されるが、移民の中には政府機関への出頭を恐れる者も多い。
今後の運用計画
この移動式法律事務所は、法的支援の拡大を目指し、託児スペースも備えるなど、様々な障壁への配慮がなされている。サイディ氏は、セキュリティ上の理由からバンの場所や時間を共有する方法については慎重に進める方針を示した。同氏は現在これを「実験段階」と位置づけ、このような移民法律サービスは他にないとしている。このバンは来週から地域イベントでの運用を開始する予定である。
出典: ktvu.com: Contra Costa Co. unveils new mobile legal clinic for immigrants


