スタンフォード開発の視力回復チップ、欧州での規制承認間近

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スタンフォード大学の物理学者ダニエル・パランカーが開発した無線マイクロチップ「PRIMA」が、重度の加齢黄斑変性症を患った患者に対して視力を回復させ、再び読書が可能になる手助けをしている。このデバイスは、ソーラーパネル技術を応用し赤外線メガネで動作する。欧州での臨床試験が成功したことを受け、Alamedaに拠点を置くScience Corp社が製造を担当しており、今夏には欧州での規制承認が期待されている。

この技術は、視力を取り戻そうとする高齢者に向けたもので、20年以上の研究の末に実現した。パランカー氏は2004年からスタンフォードで研究を始め、無線技術を開発した。このチップは、視力を失った患者が完全な視覚喪失を回避し、白黒での読み書きが可能になることを目指している。

Science社のフランク・ブロディー医師によると、この手術の成功率は非常に高く、臨床結果は良好で、80%の患者が読み書き能力を取り戻している。今年の夏にはCEマーク認証を受けることが見込まれている。

今後の課題としては、製品のFDAによる承認取得と健康保険でのカバーを目指している。また、スタンフォード大学の研究者たちは、チップの解像度を改善することで、より自然な画像や顔の認識を可能にすることを目指している。しかし、色覚の回復はより困難な課題であるという。

出典: ktvu.com: Tiny Stanford-invented chip helps blind patients read again

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