米財務省は、2026年初頭をもって1セント硬貨(ペニー)の製造を段階的に終了すると発表しました。ただし、ペニーは今後もしばらくの間、全国の小売店などで「法定通貨」として引き続き使用可能です。
現在、流通しているペニーの数は推定1140億枚にも上り、大半は家庭のコインジャーや引き出しの中で眠っています。これらが急に使えなくなるわけではなく、小売業界では当面ペニーを使った取引が継続される見込みです。
カナダでは2012年にペニーの製造を終了しましたが、現在でも法的には使用可能です。アメリカでも同様に、現金での取引に限って徐々に5セント単位への「四捨五入」が行われるようになりますが、クレジットカードなどの電子決済では1セント単位の処理が継続されます。
全米小売業協会(NRF)は、「顧客にとってできるだけスムーズな移行を目指す」とコメント。小売店側の判断で、ペニーの使用を終了するかどうかが決められますが、「1セントのために顧客を失うな」という小売業界の格言が引き合いに出されるほど、対応は柔軟になると予想されます。
So what happens to America’s 114 billion pennies once the US stops making them? | CNN Business
