メンロパークの日本料理店Dashi、23年の歴史に幕 Meta関連企業のリース契約解除が決定打に

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メンロパークのBelle Haven地区で20年以上営業を続けてきた日本料理店Dashiが、23年の歴史に幕を閉じ、6月21日を最終営業日とする。オーナーのJohn Bek氏は、Metaが管理する不動産会社LLBG Properties LLCから2024年5月にリース契約解除の60日通知を受け取った。Bek氏によると、事業は長年にわたり低迷していたが、この通知が閉店を決定づけた。

Bek氏は2003年にDashiを引き継ぎ、2000年代初頭は周辺のオフィスワーカーによって昼食事業が好調であったと語る。しかし、Meta(当時のFacebook)が2011年に本社をDashiから約0.25マイル離れたメンロパークに移転した後、状況は変化した。Metaの従業員はキャンパス内で無料の食事が提供されるため、Dashiを利用することは少なかったという。さらに2015年、MetaはDashiの向かいにあるMenlo Science and Technology Parkを買収し、Willow Villageという大規模な複合開発プロジェクトを計画した。このオフィスパークはDashiの顧客基盤の90%を供給していたが、主要テナントが移転し空きビルが並ぶゴーストタウンと化したため、Dashiは顧客を失った。Bek氏はWillow Villageが新しい顧客を呼び込むと期待し10年間待ち続けたが、Metaは2024年5月に同プロジェクトの一時停止を発表した。

事業の落ち込みが続く中、Bek氏はCOVID-19パンデミック開始時に借り入れた50万ドルの連邦政府融資の返済も抱え、毎年損失を出していた。子供の大学資金や貯蓄を使い果たし、現在はメンロパークから1時間離れた場所に居住しており、従業員への支払いのために自宅を売却する手続きを進めている。2024年3月、Bek氏はMetaとプロパティマネージャーのCBRE Group Inc.に対し、Metaの行動が地元中小企業に与えた影響について話し合うため面会を要請したが、返答はなかったという。Belle Haven Centerの広報担当者Adam Alberti氏は、センターが長年にわたりDashiに17万ドル以上の財政支援を提供し、最近は割引された「柔軟な月極」リース条件を提示したと述べた。Alberti氏は、Dashiが長期間にわたり家賃を支払わず、基本的なリース義務を履行しなかったため、これ以上の譲歩は不可能であるとした。Bek氏は家賃は常に期限通り支払うか承認を得て遅延していたと反論し、支援額は事業の落ち込みを補うには不十分であり、月極リースはレストランにとって「死刑宣告のよう」であると述べた。

Dashiと同じ商業施設で営業するHajis RestaurantのオーナーAdnan Siddiqui氏と、Mi TaqueriaのオーナーMiguel Sanchez氏も、Willow Village開発への期待からリース契約を結んだものの、最近の客足の鈍化に懸念を示している。Bek氏は「Facebookは私を怒りっぽく、苦々しい男に変えた」「疲れ果て、うんざりし、怯えている」と自身の心境を語った。長年の常連客もDashiの閉店に深い悲しみと遺憾の意を表明している。

出典: sfgate.com: A Menlo Park restaurant is closing after over 20 years. The owner blames Meta.

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