NBCの特集番組による取材で、アラメダカウンティのオフィスが集中する一角で、多くの職員が身体障害者用の青いカードを車に下げて、駐車料金の免除を受けている事が分かった。取材ではカメラを設置して車に乗り降りする人を数週間に渡って追跡。見た目では障がいが確認できない健常とみられるドライバーが多かったため、カードの番号を控え本人に確認したところ、多くのケースで家族名義で発行されたカードを利用していたことがわかった。障害者カードかつけた車両は有料の路上駐車エリアに無料で駐車できる特権があるため、これを利用して職場前の路上に一日中無料で駐車していた事が分かった。番組の取材では確認した25人の障害者カード利用者のうち12人が他人名義のカードを違法に使用していた。法律では、障害者カードをつかって専用スペースに駐車したり、無料駐車の特権が受けられるのはカード登録者本人が運転又は同乗している場合のみ。悪用の罰金は最大2000ドルとなっている。