米カリフォルニア州バークレーで、ベイエリアのネパール系コミュニティが週末、ネパールで起きた壊滅的な洪水と地滑りの被災者を支援する動きを進めている。被災地では行方不明者の捜索が続き、家族が安否の情報を待ち続けているという。
バークレーでレストラン「テイスト・オブ・ザ・ヒマラヤズ」を営むビニータ・パウデルは、ネパールの国境地域の一部を破壊した致命的な鉄砲水の後、親族が最大10人行方不明になっている可能性があると話した。パウデルは「電話をかけても誰も出ない」と述べ、情報を待つ苦しい時間を語った。また、「時には夢がかなうこともある。どこかで行方不明になっているだけで、出てきてくれることを願っている」と話した。
同店は日曜夜、追悼集会と募金活動を実施した。主催者によると、行方不明者のために祈るとともに、人道支援活動に向けた資金を集める目的だという。パウデルは「少しでも助けになる。1ドルでも助けになる。みんなにとって良いことだ」と述べた。
ネパール出身でハーキュリーズ市議会議員のディリ・バッタリも、ネパールで精神的な旅をしていた甥のプラカシュに約24〜48時間連絡が取れなかったと話した。バッタリは「ほぼ24〜48時間、私たちは連絡が途絶えていた。家族にとって耐え難い時間だった」と述べた。その後に甥の無事を確認した一方で、多くの家族が被災地の親族からの連絡を待っているとし、「こんなことは想像もしなかった。あまりに速く、突然で、信じがたいほど多くの命に影響した」と語った。ハーキュリーズ市も、影響を受けた人々を支え、ネパールに縁のある地元の家族を慰めるためのコミュニティ追悼集会を開いたという。



