副領事DV事件、4度目の予備審理

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サンフランシスコ日本領事館の長屋嘉明副領事(32)が、妻の長屋由香さんに対して、一年半に渡り家庭内暴力を振るっていたという訴えにより4月1日にサンブルーノ警察に逮捕された事件で、金曜日にサンマテオ最高裁判所で4度目の予備審理が行われた。

金曜日の審理では前回に引き続き、被告長屋嘉明の弁護士 Gerrick Lew が証言台の長屋由香さんに対して、警察に報告した過去のDV行為の詳細と法廷での証言の内容が異なっている点を中心に詳細を尋問を行った。これに対して、妻はほとんどの質問について「記憶にない」返答した。また、弁護士が警察での取り調べビデオテープを持ち出し、その中で「暴力は一方的ではなく、双方が手を出した」と証言している点を追求すると、「mutual fighting」の意味がわからないとして回答を避けた。昨年9月に受けたとされる暴力による被害内容ついての質問については、「その月は喧嘩が多かったので覚えていないが、たぶんかすり傷程度」と答えた。

長屋由香さんはこれまで警察に対して長屋被告から受けた暴行について、殴る、蹴る、ドライバーで手の甲を刺される、走行中の車から突き落とされる、胸を踏みつけられる、ラップトップPCで頭を殴られる等の被害を報告しており、それぞれの暴行の証拠として記録した写真を提出している。

この裁判では、原告の長屋由香さんが法廷通訳を求め、英語での会話ができないことから混乱が続いている。初日に最初の通訳が不正確との指摘を受けて辞めた後、3人の通訳が交替している。金曜日の審理でも弁護士が過去の暴行の一つ一つについて詳細を確認しようとすると、通訳の日本語が通じず、答えが得られないという繰り返しが続き、これに業を煮やした裁判官が「これ以上時間を無駄にするのはいい加減にしなさい」と制する一幕もあった。

また前回の審理では、弁護士の質問が長屋被告の浮気相手とされる領事館の女性スタッフに及ぶと長屋由香さんが固く口を閉ざした件について裁判官が問いただすと、領事館のスタッフからその女性の名前などをださないように口止めされていると答えた。

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