サンフランシスコのアーチビショップ・リオーダン高校で、3例目の活動性結核症例が確認され、金曜日の授業が中止されたほか、翌週の対面授業も停止された。これに伴い、多数のスポーツイベントもキャンセルされている。学校側は、全生徒と教員が「憂慮すべき集団発生」のただ中にあると認識しており、生徒の一人は今回の状況を新型コロナウイルス感染症のパンデミックと比較している。
学校は家族向け書簡で、来週は教員がオンラインで課題を提示すると発表した。さらに、2月9日から20日までハイブリッド方式を導入し、結核検査で陰性だった生徒はキャンパスでの対面授業への出席を許可する方針だ。生徒からは、学校が安全確保のために最善を尽くしているとして、オンライン授業や検査の実施を評価する声が上がっている。学校幹部は市の公衆衛生局と協力し、接触者追跡を実施しており、2月13日までに全員の検査完了を目指している。これまでに3例の活動性結核症例に加え、症状はないものの感染している潜在性感染者が50例確認されている。
UCSFの感染症専門家ピーター・チンホン医師は、結核の潜伏期間が2〜10週間であるため、昨年11月の最初の症例確認時の検査で偽陰性だった者が、ホリデー期間中に活動性疾患を発症した可能性を指摘する。同医師は、サンフランシスコで年間約100例の結核が発生しているものの、米国では予防接種を義務付けるほど症例数が多くはないと説明した。また、学校のような環境では、生徒が密接に接触し、会話やスポーツを行うため、家庭内よりも感染が容易に広がる危険性があると警鐘を鳴らしている。公衆衛生当局は、今回の集団発生が収束したと判断されるまで、8週間ごとに検査結果を再評価する計画である。
出典: abc7news.com: Tuberculosis outbreak at San Francisco high school halts in-person classes




