2025年5月27日朝、サンフランシスコの裁判所内で、米国国土安全保障省(DHS)に所属する連邦捜査官が少なくとも4人を拘束し、DHSの車両で現場から連れ去った。4階の廊下では、ある男性が手錠をかけられて身柄を確保される様子が確認されており、その際、サンフランシスコ弁護士会「当番弁護士」プログラムの弁護士がスペイン語で彼とやり取りしていたが、内容の詳細は不明。
同日、ベイエリア各地の移民裁判所でも、米国移民税関捜査局(ICE)による複数の拘束事例が報告されており、移民弁護士らはこれを「前例のない対応」と批判している。伝統的に、移民裁判所は強制送還から一時的に保護される場とされており、最終的な退去命令が出るまでは拘束対象とされないことが多かった。
DHSはコメント要請に対し、「本政権はバイデン前大統領の“キャッチ・アンド・リリース”政策を撤回し、法の支配を再導入している。正当な迫害理由があると認められれば審理は継続されるが、そうでなければ迅速に国外退去の対象となる」との声明を出している。
一方、コンコードの移民裁判所でも少なくとも4人がICEにより拘束されたとの報告があり、拘束された人物の詳細や理由は明らかになっていない。弁護士や人権活動家たちは、拘束された人々が法的代理人を見つけづらくなることを問題視しており、今回の措置が移民の権利行使を困難にすると警鐘を鳴らしている。
4 detained in ICE action at San Francisco courthouse – NBC Bay Area
