サンタクララ市議会は10月20日の会合で、新規データセンター建設の一時停止(モラトリアム)の是非を巡り、賛否を整理した報告書を「受領してファイルする」対応にとどめた。カレン・ハーディ市議が前回会合で提案していたが、議題が多いとして延期されていた。
市マネジャーのジョバン・グローガンは、市は新たなデータセンターに電力を供給できず、2023年以降はデータセンター承認を事実上停止していると述べた。会合では、議論を求める声や、建設停止への反対意見など、市議間で意見が交わされた。
またハーディ市議は、データセンターに関する秘密保持契約(NDA)の扱いの検討も提案した。ケビン・パーク市議は「市民は密室取引がないことを知る必要がある」と述べた一方、リサ・ギルモア市長は、FIFAワールドカップとスーパーボウルを巡って複数の市議がNDAに同意していたとして同僚を批判した。ギルモア市長とケリー・コックス市議は、データセンターだけを対象にNDA開示を論じることは市民に誤ったメッセージを送ると懸念を示した。
パーク市議は動議を修正し、NDAの対象をデータセンターから市の全ての取引に拡大した。グローガンは、市職員に委ねられる作業量の増加に懸念を示し、市議会の優先施策のリストにすでに150項目があると述べた。NDAを協議する動議は全会一致で可決され、データセンターと水使用を議論する際に同時に再び市議会で扱うことになった。
出典: svvoice.com: Santa Clara Continues to Examine How It Handles Data Centers
