この夏にヨセミテ国立公園に宿泊した来園者から3人めの死亡者が確認され、治療中も含めると感染が確認されたのは8人となった。8人のうちの一人は感染の元となったとされているカリービレッジのテントキャビンには宿泊しておらず、カリービレッジから数マイル離れたハイシエラでキャンプしており、ハンタウイルスにどこで感染したかが明らかになっていない。このためヨセミテ国立公園では今年の6月10日から8月の間にカリービレッジ以外を利用した来園者にも対象を拡大し注意を呼びかけている。
ハンタウイルスは潜伏期間が1〜5週間と長いが、発症すると急激に症状が進行し3割が死に至る。初期の症状は疲れ、だるさ、寒気、筋肉痛などで、半数がその後吐き気、頭痛、めまいなどの症状に進行する。ヨセミテ来園者はこれらの諸症状が確認されたら速やかに医師を訪れ、ハンタウイルスに感染した可能性があることを告げた上で診断を受けるよう呼びかけられている。