CBSの新しい法廷ドラマ「Cupertino」が、シリコンバレーの大手企業を相手に立ち向かう新興法律事務所の物語として注目を集めているが、このドラマにはアジア系俳優がほとんど出演していないことが批判されている。シリーズの主要な役者陣にアジア系がいない状況に対し、オンラインで多くの批判が寄せられている。
「Cupertino」はカリフォルニア州クパチーノを舞台としているが、撮影はニュージャージーとニューヨークで行われた。同市の人口構成では、アジア系が約70.9%を占めている。しかし、IMDbに掲載された全12話出演の5人の俳優の中にアジア系はいない。唯一アジア系として確認できるインド系アメリカ人のニック・ドダニという俳優も2話にしかクレジットされていない。
クパチーノ市のアジア系内訳
| 出身国・地域ルーツ | アジア系内における割合 | 全人口に対する比率 |
| 中国系(台湾系含む) | 45.2% | 32.0% |
| インド系 | 38.1% | 27.0% |
| 韓国系 | 6.1% | 4.3% |
| 日系 | 4.2% | 3.0% |
| ベトナム系 | 2.5% | 1.8% |
| その他アジア系(フィリピン系等) | 3.9% | 2.8% |
アジア系アメリカ人の報道機関AsAmNewsは「アジア系アメリカ人の表現の欠如は現実の失敗である」と述べ、地域の文化を考慮したキャスティングがなされていないと指摘している。また、SFベイエリアタイムズでは、アジア諸国からのH-1Bビザ労働者が法的に特に脆弱である現実を、ドラマのプロットに反映すべきとの意見も示されている。CBSは記事の公開時点でコメントを出していない。「Cupertino」は10月8日に公開予定である。
出典: sfgate.com: The city of Cupertino is 70.9% Asian. A new TV show set there ignores this.


