SEIU United Service Workers Westが代表するカリフォルニア州の組合員警備員約1万4000人が金曜朝、賃金、福利厚生、研修、ならびに不当労働行為の申し立てをめぐる労使紛争でストライキを開始した。ストは午前4時30分にサンフランシスコ・ベイエリアとロサンゼルスで始まった。
ストの影響は、サンフランシスコに拠点を置くAnthropicから高級小売店まで幅広い事業者に割り当てられている警備員に及ぶ。警備員はAllied Universal、Securitas、PalAmerican、GardaWorld、Prosegurなどの請負業者に雇用されている。
組合によると、警備員はAmazon、Microsoft、Salesforce、OpenAI、Anthropic、Google、Meta、Nvidia、Cisco、Netflixに関連する施設のほか、小売店、病院、交通拠点などで警備を担っている。組合は賃金の改善、退職給付、医療、研修の改善を求めており、複数の大手警備請負業者が今後2年間で0.65ドルの賃上げを提示したとしている。SEIU-USWWのサンジャイ・ガーラ第一副会長は、木曜時点で協議が停滞していると述べた。
組合がUCバークレーの調査として示した内容では、ベイエリアの警備員の3分の2超が低賃金労働者で、賃金の中央値は時給約20ドルだという。また約80%の警備員が基本的な生活ニーズを賄うのに十分な収入を得ていないとされた。ガーラ氏は、警備員は公共の安全において重要な役割を果たしていると述べた。
記事によると、Anthropicはストに関連する警備上の懸念から、サンフランシスコのオフィスで従業員に在宅勤務の準備をするよう伝えた。組合は木曜午前8時から調停に参加する予定で、木曜午前10時からサンフランシスコ中心部を行進する計画もあるとされた。
ABC7 Eyewitness Newsは複数の警備会社にコメントを求めた。Allied Universalは労使交渉の最中であるとしてコメントを控えつつ、従業員支援と顧客対応を優先し、安全で信頼性のある運用維持に注力しているとする声明を出した。Inter-Con Securityは今回のストに関与しておらず、同社の運用は影響を受けないことをSEIU-USWWの指導部が書面で確認したと述べた。

