ゴールデンステートのナタリー・ナカセ監督は、WNBAファイナルに向けた練習で選手の相手役に入り、ガビー・ウィリアムズを守った直後にベロニカ・バートンの守備に回るなど、コート上で動きながら指導した。ティファニー・ヘイズと対戦する場面もあったという。ナカセ監督は12日、「そう、私は『イエー!』とか『ここは通さない! 今回はダメ!』と言う。努力のことだから、コントロールできる部分に立ち返る。私は46歳なのに、なぜ私が(相手の得点を)止めているのか」と話した。
ナカセ監督は常に動き続けるため、周囲からはエネルギーのための食事や休養を取るよう繰り返し促されているという。記事によると、ダラスとの1回戦の決着試合の終盤にコートで倒れ、後に自身の健康を優先するための「警鐘だった」と述べた。選手は練習や試合計画に対するナカセ監督の関与の深さを評価しており、ヘイズは「現役時代にユニフォームを着ていた頃の記憶がよみがえるのだろう。楽しいが、私たちが点を取れた時の方がもっと楽しい。彼女が止めたら、その後ずっと言われるから」と語った。
ヘイズは、ナカセ監督がラスベガス・エーシズでアシスタントを務め、ヘイズやガード陣を指導していた頃から、その強度と推進力を見てきたという。ナカセ監督が初のヘッドコーチに就いた際、拡張チームのバルキリーズにサンフランシスコで加わり、新しいチームで「特別なことを始めよう」とヘイズに声をかけ、ヘイズは迷いなく参加を決めたとしている。ナカセ監督は、文化や言語、好きな音楽やダンスなども含め、バスケットボールを超えて選手を理解する努力をしていると述べ、「私は学び続けるので、私のアイデンティティは毎年変わる」と話した。
記事によると、バルキリーズは先週金曜、ラスベガスの本拠地で延長の末に87-77で勝ち、ベストオブファイブのWNBA準決勝をスイープで突破した。ロッカールームでナカセ監督は、キア・ストークスの重要なブロック、ケイラ・ソーントンのリバウンド、終盤で決め切ったヘイズとウィリアムズを称えたという。ナカセ監督は11点差を追う展開について、「11点ビハインドは何も意味しない。みんなつながり続け、落ち着いていた。私が気に入ったのは闘いぶりで、全員がもう一段階上の闘いを持ち込んだ。純粋な喜びだった」と伝えた。
一方で記事は、今月に入ってウィングスとの第1回戦第3戦の終盤にナカセ監督が倒れ、家族や周囲を驚かせたと報じた。ナカセ監督は最後の1分40秒を残して戻り、その後、涙する姉を見て自分の健康管理を改善する必要を感じたといい、休養、食事、水分補給などで「タンクが満たされていなければ、試合中に自分のすべてを出せない」と述べ、アシスタント陣に頼る場面を増やしたと語っている。さらにナカセ監督は「私はいつでもファイターであり続ける。それが父の育て方だった」と話した。
