SFGATEは、サンフランシスコのデート事情について、マッチメーカー会社スリー・デイ・ルールのプロのマッチメーカー、クイン・ウッドワード・プーが取材に答えた内容を報じた。人口が約100万人に迫り、世界各地から教育水準が高く実績のある人々が集まる一方で、恋愛面で互いにつながりにくいという声があるという。
プーは、ベイエリアの独身者20人が1部屋に集まると、18人ほどが「テック業界で働き、ハイキングが好き」と言うだろうと述べ、オンラインでは全員が完全に同じに見えると指摘した。デートプロフィールが基本的に履歴書のようなものになっているため、関係の目標や性格など実際に重要な点に行き着くまで、同じような情報を大量に見分けなければならないと説明した。さらに「誰もがハイキングが好きだ。誰もが、バーニングマンとか何とかが好きだ」とも語った。
記事は、ここ数年でサンフランシスコのテック労働者をデートに備えさせることが意外なほどもうかるビジネスになっているとも伝えた。関係性のコーチやパーソナルスタイリストなど、テックっぽいイメージを脱して恋愛を見つけたい「影響力のあるオタク」層を取り巻く産業が出てきたという。一方でプーは、同じ趣味や職歴の顧客が多く、サンフランシスコのデートは「反復的」に感じられることがあるとし、ロサンゼルスは文化的関心が多様で仕事がしやすい市場だと述べた。
プーは、プロフィールに載せる独自性や興味深い個人情報を見つけるため、サンフランシスコの顧客に複数回の面談を行うことがあるという。顧客のために将来の夫候補を探す場合、ちょうど合う相手を見つけるために男性50人に話をすることもあるとした。また、平日の会議や電話の合間にデートを挟むなど、デートを「最適化」しないよう助言しているという。
料金について記事は、スリー・デイ・ルールのプレミアム会員は3カ月で6300ドルから、12カ月で1万8500ドルからで、限られた回数のデートコーチング、写真の監査、デート後の個別フィードバックが含まれるとした。さらに2025年には超富裕層向けのサービス枠があり、「ミリオン・ダラー・マッチメイキング」体験は100万ドルで、応募者に純資産の記載を求めたといい、コンシェルジュ級のデート計画、ヘアスタイリングやメイク、3カラットの婚約指輪などを掲げたとしている。プーは、テック分野での大量解雇の波やAIバブルがいつ崩れて経済が混乱するかもしれない可能性に触れつつも、事業について懸念していないと述べた。
出典: sfgate.com: Everyone loves Burning Man: The brutal monotony of dating in San Francisco

