雨季を前に、今冬は強いエルニーニョの気象パターンが予報されているとして、北ベイの非営利団体が洪水や激しい嵐への備えを呼びかけている。ノバト在住のシャノン・パークハーストは非常用の持ち出し袋を準備し、過去に近隣で浸水が起きた経験から備えが重要だと話した。
パークハーストは、緊急時の備えと災害支援に取り組むマリン・ソノマの非営利団体「Lemon Aide Project」の共同創設者で、住民に避難経路を2つ用意するよう助言した。同団体はソーシャルメディアや地域向けの教育キャンペーンを通じた周知を強化している。
同団体は、1982年のエルニーニョの冬に強い嵐でベイエリア各地で洪水や地滑りが広がった事例に触れた。パークハーストは、当時の被害として「ダウンタウンでカヌーに乗っている人がいた」と述べた。
一方、マリン郡公共事業局は大雨が来る前に洪水リスクを減らす取り組みを進めている。作業班はノバト川の水路約2マイルを浚渫し、水の流れを改善して近隣の浸水リスクを下げるとしている。クリス・ブランク局長は、水路から2万立方ヤードの土砂を取り除く見込みだと述べた。
郡の作業班はこのほか、数百の雨水排水口の清掃や堤防の補強も実施している。公共事業局は約600の雨水排水口を清掃しているとし、冬の嵐に備えて郡内に追加の土のう設置場所を増やす計画だとした。担当者は、最初の嵐を待たずに準備を進めていると話した。


