ポートランド市のキース・ウィルソン市長室は、2020年10月11日に倒されたアブラハム・リンカーンの彫刻の今後の対応を発表した。この像は、ポートランド・モニュメンツ・プロジェクトの一環として修復対象となっている6つの記念碑のうちの1つだという。
市長室によると、市民、修復専門家、アーティスト、歴史家を交えた複数年の関与プロセスを経て、ウィルソン市長はリンカーン像をサウス・パーク・ブロックスの元の台座と場所に戻すことを決定した。発表は、ブロンズ像を元の台座に戻す要請を含む数か月の公開討論を受けたものだという。
市長室は、この像が1927年のアブラハム・リンカーンの誕生日にフランスで鋳造された市所有の高さ10フィートのブロンズ像で、制作者はGeorge Fite Waters、委嘱者はDr. Henry Waldo Coeだと説明している。像はゲティスバーグ演説の時期のリンカーン大統領を描いたもので、2020年に倒された際にブロンズの台座が大きく損傷した。さらに、2025年の保存作業中に追加の亀裂や応力破壊が見つかり、矯正中に弱くなっていた部分が破断したため、処置方法の見直しと再設置の遅れが必要になったという。
今後の予定
市長室によると、保存と修理は2025年8月に完了した。現在はサウス・パーク・ブロックスへの再設置に向けた準備が進められており、来訪者がリンカーンとこの記念碑の歴史を学べるQRコード付きの新たな解説表示が追加される。元の台座は耐震更新され、彫刻の固定機構も更新される。設置は2027年春を予定しているという。
出典: portland.gov: City of Portland to return Lincoln to original plinth
