連邦弁護側は9月11日に裁判所へ提出した文書で、1月8日にポートランドの医療クリニック外で起きた移民取締当局の発砲事件後、現場から証拠を取り除こうとした国境警備隊職員の動きをポートランド警察官が阻止したと主張した。文書によると、ボディカメラ映像には、現場の物的証拠の完全な保全を妨げる行為を国境警備隊職員が試み、地元警察がそれを防いだ様子が含まれているという。
弁護側は、国境警備隊職員が現場から未使用のライフル弾1発を持ち去ろうとしていたと記載した。ポートランド警察の広報担当者ケビン・アレン巡査部長は、この提出文書についてコメントを控えた。
提出文書などによると、1月8日、複数の移民当局職員が、赤いピックアップトラックを運転していたルイス・ニーニョ=モンカダを取り囲んだ。交通停止の最中、ニーニョ=モンカダはトラックで無人のレンタカーに繰り返しバックで衝突し、国境警備隊職員が発砲したという。ニーニョ=モンカダとパートナーのヨルレニス・ベツァベス・サンブラノ=コントレラスが撃たれ、サンブラノ=コントレラスは生存し保護観察中で、ニーニョ=モンカダは拘束された。
ニーニョ=モンカダは当初、連邦職員への暴行の重罪で起訴されたが、国境警備隊職員が運転していたレンタカーを損壊したとして、連邦財産の損壊の単一罪に減刑されて有罪を認めた。量刑は来週予定されており、裁判官が拘禁済み期間と罰金を含む提案量刑に同意すれば、国外退去となる可能性があると記事は述べている。今回の証拠移動の主張は、弁護側が提出した量刑意見書に含まれており、司法取引により事件は公判にはならない。
オレゴン州司法省は、発砲事件の捜査が継続中だとOPBに確認した。連邦検察側は量刑意見書で、移民当局職員がトレン・デ・アラグアとの関係が疑われたサンブラノ=コントレラスを標的にしていたとし、国境警備隊職員6人は一時的な任務に就く前にチームとして共に活動した経験がなく、1月7日に両名について説明を受けていたと記載した。また検察側は、職員に提供されたデータには、被告が「Associate-TDA Member/Possible shooter」と信じられていたと書かれていたとしている。弁護側は、被告の兄ジョナサンへの聞き取りとして、兄は被告がギャングの一員だとは信じておらず、違法行為に関与しているのを知ったことはないと述べたと記載した。
出典: opb.org: Defense attorneys accuse Border Patrol of trying to ‘remove’ evidence in Portland shooting



