オレゴン州の知事選で、現職のティナ・コテク知事と共和党候補のクリスティン・ドラザン州上院議員の対決が加速している。DHMリサーチのジョン・ホーヴィック氏は、コテク氏が人気がないと述べ、「次の2カ月で人気者になるために彼女ができることは何もない」と語った。
記事は、オレゴン州では経済、学校順位の低さ、人口減少、生活費の高さに加え、食料品やガソリン価格の上昇が有権者の関心事になっていると伝えた。一方で、オレゴン州は「政治的な島」ではなく、ドラザン氏の党がホワイトハウスを握り、ドナルド・トランプ大統領の政策もオレゴン州ではコテク氏と同様に不人気だとしている。
民主党側は選挙戦の焦点を州外にも広げ、郵便投票の変更、移民取り締まり、医療費削減などの連邦政策を挙げてドラザン氏をトランプ氏と結び付ける方針だとした。これに対しドラザン氏は、ダウンタウンのポートランドで記者会見を開き、現状が機能していないと訴えて州内課題に焦点を当てるとしている。
争点では、データセンターをめぐる動きが取り上げられた。9月3日、ドラザン陣営はコテク氏がデータセンターに10億ドル超の減税を与え、オレゴン州民への増税を進めながら地域の懸念を無視したと批判する広告を出した。これに対しオレゴン州民主党は同日にドラザン氏を「database Drazan」と呼んだ。さらに9月8日には、両候補が州全体でのデータセンターのモラトリアム支持を表明した。
有権者の動向として、民主党支持者を自認するボブ・ヘイリー氏は、連邦レベルの状況に「ぞっとしている」としつつ、数十年ぶりに共和党に投票する意向を示したと報じられた。ベルニス・カニストラッチ氏は民主党への一括投票を基本としながらも、「Democrats for Drazan」のイベントに参加し、ドラザン氏に一定の評価を述べた一方で、「おそらくコテク氏に投票する」と語った。資金面では最新の提出書類として、コテク陣営が約800万ドル、ドラザン陣営が300万ドルを保有していると記載された。
出典: opb.org: Oregon governor’s race ramps up as candidates start making their cases to voters

