米東ポートランドの移民銃撃、車両が捜査官に向かっていなかったと鑑識報告

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今年1月に米東ポートランドで米国境警備隊の捜査官が移民2人を撃った事案をめぐり、現場を分析したポートランドの鑑識コンサルティング会社タルボット・アソシエーツは、発砲時に車両が捜査官に向かっていなかったとの結論を示した。報告書は金曜、裁判書面で公開された。

報告書は、トヨタの側面に向けて発砲された時点で「撃った者はトヨタにひかれたり、乗り上げられたりする位置にいなかった」とした。運転手ルイス・ニーニョ=モンカダの弁護士は、車両側面の窓ガラスの破片位置など他の証拠とも整合すると述べた。

これに対し連邦政府は別の裁判書面で、事案は数秒の間に起き、ニーニョ=モンカダが連邦捜査官らの無人車両にトラックを複数回衝突させ、複数の捜査官に身体的危害の危険を生じさせたと主張した。連邦検察は、発砲までにトラックが「激しく後退し、前進し、再び後退してソナタに衝突した」とし、発砲した捜査官の至近で起きたとした。

両当事者は量刑勧告で、1月8日の事案以降の勾留期間を算入し、量刑時に釈放する点で一致した。ニーニョ=モンカダは米国に不法滞在していることを認めており、釈放後に送還される可能性があると記事は記した。検察は当初、連邦捜査官に対する凶器を用いた暴行で訴追していたが、合意はその立場の後退を反映したとされる。

事案当日、医療施設の駐車場で移民当局の捜査官らが現れ、ヒュンダイ・ソナタで車両を囲い込んだ後、ニーニョ=モンカダがトラックを後退させてソナタに複数回衝突し、逃走した点は争いがない。発砲をめぐり連邦政府は、トラックが後退時に捜査官の胸に接触し、その直後に捜査官が回避行動を取り、続く前進で「進行方向の直前」にいたため、捜査官が殺されると信じて運転席側ドアの窓越しに2発撃ったと説明した。一方、報告書はトラックがヒュンダイに3回衝突したこと、動きが「現場から逃げようとする試みと整合する」こと、2発が発射されたことを認定しつつ、運転手を無力化しても車両の動きが止まることにはならないとも記載した。さらに弁護側は、映像と物証は捜査官が「トラックに向かって移動」し、トラックに当たる位置ではない状況で発砲した可能性が高く、逃走を阻む目的で撃ったとの主張を示した。

出典: wweek.com: Forensic Report on High-Profile Portland Shooting Undermines Trump Administration Account

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