サンノゼ統一学区の学校当局は、教員や職員向け住宅の確保策として、住宅タワーの購入と、更地からの住宅開発という2案を検討している。新規開発案では、760 Hillsdale Ave.で288戸のアパート建設を想定し、同学区の7棟からなるSilicon Valley Education Campusの隣接地での計画としている。
一方で同学区は、ダウンタウンのSan Pedro Square近くにある住宅タワーの購入計画も作成している。検討対象は188 West St. James St.の二重タワー複合施設のうち、337戸の東棟で、同棟はこれまで入居がなく空のままだという。西棟は同じ住所にある303戸のタワーで、Machine Investment Groupがコンドミニアムの売却を進めている。
同学区の最高業務責任者セス・レディは、納税者に対する受託者責任として、用地からの建設費より大幅に低い費用で購入できるかを検討すると述べた。また、購入であれば新規開発より4年早く完了できるとし、教員、清掃員、職員、バス運転手の確保につながると語った。サンノゼ統一学区の従業員は2,700人超で、337戸は従業員の12.5%を収容できるとしている。
同学区は物件評価と購入の可否判断のため、商業不動産会社CBREを起用した。学校当局の文書によると、CBREはタワーの適正市場価格の査定、取得戦略の策定支援、価格の提案、購入のタイムライン作成を担う。Machine Investmentは2025年、差し押さえにより同複合施設640戸の所有権を取得し、その際の評価額は$181.9 millionで、1戸あたり約$284,200に相当すると記事は伝えている。
資金面では、2024年11月に有権者がMeasure Rを承認し、施設改善のため30年間で総額$1.15 billionの債券発行が可能となった。記事によれば、このうち推定$283 millionを職員住宅の整備に充てられる。レディは、購入する場合は一般財源債で実施し、家賃収入は物件の運営費のみを賄うために用い、職員向け家賃を可能な限り低くしたいと述べた。学区は、760 Hillsdale Ave.の新規開発と188 West St. James St.のタワー購入を同時に進めず、いずれか一方のみとする方針で、現時点で決定はないとしている。
出典: siliconvalley.com: San Jose school district ponders creative solutions for worker housing



