ポートランド警察局(PPB)は、2026年10月15日にポートランド中心部で発生した事案で、PPB支給の拳銃を発砲した警官が中央分署所属のダニエル・ホール警官(在職7.5年)だと明らかにした。PPBは事案の概要動画とボディカメラ映像を公開し、発砲したPPBメンバーは標準手順として行政休職中だとしている。
PPBによると、同日午後4時34分、サウスウエスト・ブロードウェイとサウスウエスト・ワシントン・ストリート付近で武器を用いた暴行の通報があり、中央分署の警官が出動した。現場へ向かう途中、後に36歳のエリック・ジョナサン・ウルタドと特定された容疑者がカッターナイフを所持し、さらに他の人を刺すか切りつけようとしているとの情報が入ったという。
PPBは、午後4時39分ごろ、ホール警官がサウスウエスト・ブロードウェイ400ブロックのホテル外でウルタドを見つけたと説明している。ホール警官がパトカーから降りた時点で、容疑者は通行人を刺しており、ホール警官は2発発砲して1発が容疑者に命中した。容疑者は地面に倒れた後も、直前に襲った男性を刺そうとし続けたため、ホール警官は周囲の人を退避させ、現場を確保し、ウルタドの武器を押収したとしている。
PPBによると、ウルタドには現場で外傷の応急処置が施され、病院へ搬送されたが、追加の救命措置の後に死亡が確認された。現場ではカッターナイフが回収され、刃は被害者が横たわっていた場所の近くの地面で見つかったという。ウルタドに刺された2人は重傷だが命に別条はないとされ、さらに2人が現場でウルタドと身体的に接触したが、搬送は不要だったとしている。
PPBは、同局による致死的な武力行使のすべてと同様に、この事案は刑事、方針と手続き、訓練分析など複数の独立した審査を受けているとし、警察審査委員会と警察本部長の審査にも付されるとしている。PPBの殺人課は捜査を続けており、被害者と容疑者は互いに面識がなかったと捜査当局が考えていると説明し、動画を含め目撃情報の提供を呼びかけている。PPBはまた、容疑者がエリック・J・ウルタドで、家族に死亡が通知されたと発表した。
出典: portland.gov: UPDATE #4: PPB Officer Involved in Shooting Identified, Video Released
