オレゴンの熱波と干ばつで大学キャンパスの樹木が危機 管理担当者が対応に追われる

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ルイス&クラーク大学で2012年にグラウンズキーパーになったアマンダ・ウィルソンは、当時キャンパスの駐車場にハンノキが並んでいたと話す。ハンノキは成長が早く水を多く必要とし寿命も短いが、太平洋岸北西部でより暑く乾いた状況が続くなか、とくに夏の終わりから初秋にかけて駐車場のハンノキが損傷し、多くが枯死したという。

同大学のグラウンズキーパーであるクリス・ラーセンは、遅い時期の夏の干ばつと熱ストレスの累積が、都市の森の中にある137エーカーのキャンパス管理に影響していると述べた。記事によると、2026年にオレゴンの広範囲の干ばつは4年で最悪の水準に達し、記録的な少雪も都市部に影響した。

リード大学で27年間グラウンズ業務に携わるザック・ペリーは、数十年前に植えられた外来種の樹木がとくに厳しい状況にあると話す。ペリーは、葉のしおれ、樹冠の衰弱、水不足による幹のひび割れ、針葉樹の下枝の針が黄色くなることなどが熱と干ばつのストレスの兆候だと述べた。ラーセンは、こうした兆候が現れるまで時間がかかることもあるとし、今年の干ばつと来年以降の干ばつが重なる累積的なストレスが衰退につながると語った。

記事によると、リード大学とルイス&クラーク大学の関係者は、ゆっくり深く水を与えることや、マルチや木材チップなどの有機物で土壌中の水分を保つことが有効だと述べた。ポートランドのアーボリスト、レオ・カッツは、マルチは安価で効果的だとしつつ、調べた内容を踏まえて信頼できる地元の専門家に相談するよう促した。またカッツは、衰弱した樹木の写真をChatGPTに送った顧客が不適切な提案を受けた例があったとして、AIツールの使用に注意を示した。

ペリーは、古い樹木を維持しつつ、変化する気候により適応した新しい樹木を植えることが重要になっていると述べた。ペリーは、夏に散水できる状況が今後50年も続くとは想定できないと話し、ラーセンはルイス&クラーク大学の景観を形づくってきた樹種が変わる可能性に言及した。

出典: opb.org: Late summer heat, drought challenge Oregon’s trees and their caretakers

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