オレゴン州でユニバーサル医療計画の設計を担う作業部会の関係者は8月、州議会への報告書提出期限が当初の9月15日から12月へ延長され、いったんは猶予を得た。だが先月、ユニバーサル・ヘルス・プラン・ガバナンス・ボードの議長ヘレン・ベランカが、州の機関が公表前に報告書の体裁や提示内容を確認するため数週間必要だと説明し、最終文書をボードの手を離れる時期が10月中旬になると伝えた。
以後、起草委員会とスタッフは報告書の取りまとめを急いでいる。メアリー・ルー・ヘンリックは「一番上まで掛け合うべきだ」と述べたが、スタッフは期限は確定だとし、ベランカは「できる」と述べた。ヘンリックは「夜眠れない」と応じた。
報告書は、オレゴン州の全住民を共通の中核的医療給付でカバーする構想を示す。適格性は「オレゴン州の居住者なら誰でも」とし、運営は公的な非営利法人、財源は既存の連邦資金の活用と、家計や雇用主が保険料などで支払っている数十億ドルを税に置き換える方法を挙げる。コンサルティング会社の同州向け推計として、現行の寄せ集めの制度を維持した場合でも、州全体の医療システム費用は$44.6 billionから$76.9 billionへ増えるとの見通しも示された。
会合では、家計に課す新たな所得連動の税を報告書内でどう呼ぶかが議論になった。チュンフイ・チーはメディケアが税を料金や保険料といった用語で呼ぶと指摘し、ブルース・ゴールドバーグは「税という言葉に居心地の悪さがある。負担金や保険料ならよい」と述べた。最終的に、この新税は当面「HHCC(Household Health Care Contribution)」と表記することになった。
今後について記事は、政治的な道のりは厳しいとしつつ、擁護する立場の発言も伝えた。Health Care for All Oregonのバルデス・ブラボは、報告書は長年の立法府主導の作業の産物で、今後数カ月で法案になると述べ、2028年に有権者投票に付すかを州議会が判断するとした。一方で記事は、オレゴン州知事ティナ・コテックが最近のインタビューでボードの作業から距離を置いたこと、Oregon Health & Science Universityの学長シェリーフ・エルナハルがボードとやり取りしていないと述べたこと、ジョン・キッツハバー前知事のこの夏の報告書がユニバーサル医療の構想に触れていないことも報じた。
出典: wweek.com: Oregon Universal Health Plan Group Hastens To Meet Deadline
