(Oct. 30, 2026)ポートランド市交通局(PBOT)は、地域でのハロウィンとDaylight Savings Timeの終了が重なる時期に合わせ、街路での交通死亡リスクが高まるとして、移動時の注意を呼びかけた。
PBOTによると、歩行者が関与する交通事故は、春夏に比べて日照が短い秋冬に増加する。2024年までの10年間では、歩行者が関与する交通事故の月平均は10月から3月が23.3件で、4月から9月の16.9件を上回ったとしている。
PBOTは、夜間の視認性について歩行者と運転者が過大評価することがあるとし、車の構造などが運転者の視界を妨げる要因として、Aピラーによる死角、濡れたフロントガラスや雨、他車の光の反射による見えにくさ、照明の少ない暗所を挙げた。さらに、パンデミック以降はひき逃げが増えているとし、最近の全国調査で2024年の歩行者死亡の25%がひき逃げによるもので、2015年から2019年の平均20%から増加したと記載した。
PBOTはまた、ポートランドのHigh Crash Networkの道路で多い事故類型として、横断歩道を歩く歩行者が左折車に衝突されるケースを挙げ、左折時は右折より旋回半径が大きく速度が出やすいことや、左折時にセンターラインをカットしやすいこと、車体フレームによる死角があることを説明した。
PBOTは暗い条件下での安全性向上策として街路灯整備を進めているとし、Vision Zero Action Plan Addendum 2026-27で高事故回廊への照明追加を掲げ、特に有色人種や低所得者の居住が多い地域の危険な道路を優先するとした。2025年には、NE Halsey(114thから162nd avenues)、82nd Avenue(KillingsworthからClatsop streets)、NE Glisan(82ndから162nd avenues)、SW Capitol Highway/49th Avenue(Barbur BoulevardからStephenson Street)で新たな街路灯整備が完了したとしている。さらに、雨季に合わせた取り組みとして、市内で32,000枚の高視認性の道路名標識を設置する作業を進めており、2023年から2025年にかけて82nd Avenue以東の標識を更新し、2025年以降は北東部と北部の82nd Avenue以西で更新を進めているとした。
