オレゴン州務長官室は9月23日の監査で、オレゴン州教育局(ODE)が高校卒業率の向上と将来のキャリア準備を目的とする州のプログラム「High School Success」の運用に関し、特定された問題を是正するための監督が必要だと指摘した。
監査は、ODEが監督責任を明確に割り当てて文書化しておらず、州教育委員会(State Board of Education)や他の監督機関が、特定された欠陥を確認したり意見を出したりした証拠が見つからなかったとしている。High School Successは、2016年に有権者がMeasure 98を承認した後に設けられ、州内の高校生1人当たり年間800ドルを配分する仕組みで、今期は3億3800万ドルが充てられている。高校は職業・技術教育などの対象プログラムのために助成金を申請でき、州務長官は2年ごとに同プログラムの業績と財務のレビューを行うことが求められている。
2024年の前回監査では、助成対象プログラム開始前に基礎データを収集し、High School Successが生徒の成果を改善したかを測定することなど、ODEが是正すべき8項目の問題が示された。今回の監査によると、ODEが是正したのは1項目で、5項目は一部是正、残る2項目は未対応だった。未対応のうち1項目は、助成を受けた高校プログラムが投資に見合うかを、前後比較データで確認することだった。
ODEは未完了の7項目を2027年までに完了させる作業を進めているとし、ODEのシャーリーン・ウィリアムズ局長は声明で、より強い監督、文書化、評価の慣行が必要だとの監査の指摘に同意し、成果を信頼性高く測定できるようにする必要があると述べた。
記事によると、オレゴン州は50州の中でも卒業率が低い水準にあり、High School Successが有益だったことを示す証拠もあるという。ウィリアムズ局長は州の現在の高校卒業率が83%で「記録的な高水準」だと述べた。記事は、2024–25学年の全国の卒業率が87.4%だったとしている。Measure 98の主要な支持者であるStand for Childrenによる2024年の研究は、High School Successが州の高校中退率を4%から2.75%に下げるのに役立ったとしている。


