共和党から民主党へ転じたジャバディ州下院議員、オレゴン州沿岸の激戦区で再選争う

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オレゴン州下院議員のサイラス・ジャバディ(49)は、アストリアからネスコウィンにかけての沿岸部を含む州下院第32区で、11月3日の選挙に臨む。同氏は同選挙区で2回当選しているが、当選時はいずれも共和党だった。昨年、ティナ・コーテク知事が導入した交通関連の税・手数料引き上げ案に賛成票を投じ、さらに民主党へ党籍を変更したことで注目を集めている。

ジャバディは、コーテク知事のパッケージに含まれた6セントのガソリン税引き上げを含む交通財源策について、同選挙区の道路事情を理由に賛成したと説明した。その後、共和党から民主党への党籍変更を行った。ジャバディは取材に対し、政治的な損得よりも地域の必要を重視していると述べ、「われわれは勝つ」と語った。

第32区では登録有権者で民主党が共和党を約2,000人上回る一方、近年の選挙では結果に直結していないと記事は伝える。共和党は、ジャバディが税や中絶をめぐって立場を変えたとして反発を強めており、クラスオップ郡共和党のリサ・ランピング委員長は、同氏を「約束を守らない政治家」と批判した。

共和党は対立候補として、ヘボの農家で退職した高校教員でもあるマックス・シャーマン(69)を擁立した。シャーマンは、規制削減やDEI施策の解体を掲げる一方で、ジャバディの立場の変化を攻撃し、「多くの人が彼への信頼を失った」と述べた。両候補はオレゴン州運輸局の財源確保が優先事項だとしつつ、税を上げる前に有権者の信頼を築く必要があるかどうかなどで主張を異にしている。

選挙資金は両候補とも100万ドル超を集め、同選挙区の州下院選は今年最も高額なレースになる可能性があると記事は伝える。また、元中道派民主党で同地域を20年代表したベッツィ・ジョンソンは、テレビ広告でシャーマン支持を表明し、ジャバディは信頼できないと訴えている。シャーマンは取材で「完全に五分だ」と述べ、接戦になるとの見方を示した。

ジャバディは、モルモン教徒の「非常に保守的」な家庭環境で育ったが、議会での活動を通じて党派の論点を鵜呑みにしない姿勢を強めたと述べた。学校区による書籍排除を難しくする民主党法案への支持や、医療提供者への課税を活用して連邦のメディケイド資金を増やす法案への賛成などを挙げ、党内の多数派と異なる立場を取ってきたと説明している。

同選挙区では無党派層が民主・共和の両党登録者を上回り、両陣営とも無党派を含む有権者への訴えを重視している。ジャバディは戸別訪問で交通税への賛否を問われることは多くないとしつつ、道路と橋は必要だが、6セントのガソリン税が最善の方法ではないという有権者の意思が示されたと語り、解決策づくりに関わりたいとしている。

出典: opb.org: Cyrus Javadi switched parties. Will his Oregon district reelect him anyway?

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